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旋盤とは?

旋盤は被切削物を回転させ、固定されたバイトと呼ばれる工具で切削加工をする工作機械の一つである。主に「外丸削り」、「中ぐり」、「穴あけ」、「ねじ切り」、「突切り」と呼ばれる各加工を行う。
被切削材料が回転するため、加工品は必ず回転軸に対して対称形になる(円筒や円錐、皿形など)。

<種類>
普通旋盤
もっとも標準的な旋盤。

卓上旋盤
小型の旋盤であり、作業台などの上に据え付けて使用される。「ベンチレース」とも呼ばれる。

正面旋盤
比較的大型の主軸が作業者の正面を向いた旋盤。

立て旋盤
主軸が上を向いた旋盤。水平に回転させるため被切削物が重量物やアンバランスでも安定した加工ができる。

タレット旋盤
タレット式の刃物台を持った旋盤。後述するNC旋盤には通常タレットが設けられる。

倣い旋盤
倣い装置によって形状の複製を可能にした旋盤。NC旋盤の開発以前に手動では切削困難な曲線や、テーパ部を能率よく加工するために用いられた。

NC旋盤
NC旋盤は、各種の旋盤に数値制御装置を取り付け、刃物台の移動距離や送り速度を数値で指示できるようにしたものである。現在では、コンピュータを用いての制御(CNC)が主流であり、この中には、回転中心から外れた穴の加工やフライス加工などを可能にした「ターニングセンタ」と呼ばれる工作機械もある。
NC旋盤の2004年の国内生産額は約2076億円。内、ヤマザキマザック30%、森精機製作所23%、オークマ21%、シチズン時計11%と推定されている。

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