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2016年2月25日 木曜日配信  文 スタッフ-matsumoto

ビジネスを変えるIoT


IoT コラム 機械の転職
インターネットに接続されるデバイスは増え続け、さまざまな企業が自社のビジネスを
どうIoTに対応させるか、対策を迫られています。
ビジネスにIoTを適用するためには、そのための考え方やフレームワークがあるといいます。
では、あらゆるデバイスがネットワークにつながる「IoT(Internet of Things)」時代となり、
企業はどう対応すればいいのでしょうか。
IoTをビジネスに生かすとなると、本格的に取り組んでいる企業はまだ 少ないのが現状のようです。

■様々なシーンで利用されるIoT
モノのインターネット(IoT :Internet of Things)とは、インターネット に従来接続されていた
パソコンやサーバー等のIT関連機器以外の様々な "モノ"を接続する技術です。
テレビやデジタルカメラ、オーディオプレーヤー、DVDプレーヤー等の デジタル情報家電を
インターネットに接続する流れは既に始まっています。
デジタル化された映像や写真をインターネットを介して伝達されるシーンも ますます増えています。
現在ではスマートフォンやタブレット端末は、インターネットに当たり前に 接続され便利に利用されています。
そしてインターネットは、あらゆる"モノ" がコミュニケーションをするための
情報伝送路に変化しつつあります。
様々なモノや機械、人間の行動や自然現象は常に膨大な情報を生成しています。
これらの情報を収集して可視化することができれば、様々な問題が解決できます。
見ることや聞くこと触ることができる情報はもちろん、それができない情報も センサーによって
数値化され、収集可能になるのです。

■IoT時代にどう対応する?
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世界中で250億個のデバイスがインターネットにつながり、毎日2エクサ バイト
(1エクサバイト=1000ペタバイト=1兆メガバイト)のデータが 生成されていても、
そのうち活用されているのは約5%程度で、残りは 使われないまま捨てられています。
データを活用できないのは、モノだけがインターネットにつながり、
人や 業務プロセスとの連携がとれていないためであり、
リアルタイムな状況把握 と施策がつながってはじめてそこに価値が生まれます。

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IoTによる経済価値は、全世界で1440兆円にのぼり、
日本においては76.1兆円 の効果が生まれると考えられています。
なかでもスマートファクトリーの経済価値が13.9兆円と高く、モノづくり大国の 日本では、
とくに製造業がビジネスチャンスを得られると言われています。
それだけの巨大なビジネスチャンスが潜んでいるといえるIoTですが、
モノを 導入しただけではまったく意味がありません。
複数の課題をくくるサービスを作って初めて意味があるのです。
これからは、「モノから派生するサービス」という発想の転換が必要となるのでは ないでしょうか。








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